投稿者:うーたん
十和田湖南岸横断記
作成日:2008-10-24 12:23:56
日程:2008-10-13 11:03〜19:51 日帰り
天候:晴天、風が強く白波が立っていた
前日の疲れが残っていたのか起床が午前9時ととても遅くなってしまいました。これが後々までたたるのですが、出艇の時は極気楽に宇樽部から出ました。
宇樽部から東の入り江を岸沿いに探索した後、入り江を横断して御倉半島へと渡り、今度は御倉半島の岸辺を探索していました。
今まで岸辺の展望台からしか見たことがなかったので印象が薄かった御倉半島ですが、間近で見ると圧倒的な迫力があります。数十メートルはあるむき出しの岩盤が東西にあり、岸辺からそそり立っていました。
御倉半島の北岸をぐるりと回り中山半島と御倉半島に挟まれた水域に入ると、ここは観光の名所らしく、観光船がひっきりなしに通過します。
出艇前に、地元の漁師の方にアドバイスを受けていたのが役立ったのですが、観光船でも双胴船が性悪で、蹴立てる波がとても高いので横波を受けると転覆するから、双胴船にだけは注意していました。
なるほどと思ったのは、双胴船が蹴立てる波は1m前後はある高いもので、波に対して直角に艇を向けないと転覆のおそれの高いものでした。
不思議なのは、双胴船よりも船体の大きな観光船の蹴立てる波はほとんど高さがないことです。プレジャーボートでももうすこし波を立てますし、漁船とも何隻かすれ違いましたが、やはり波は起きました。なぜ荒れほどの船体を持ちながら波が立たないのでしょう。
御倉半島を入り江に向かってなんかしてから入り江を横断して中山半島へと漕ぎ出しましたが、この辺りから逆風の強い風が吹き始め、漕いでも漕いでも前へ進まなくなりました。
距離も目算を誤っていたようで、思ったよりも御倉半島と中山半島までの距離はあったようです。
徐々に太陽が傾き始め、中山半島の岬の先端の中山崎にたどり着いた時には、日は完全に没して丸い月が岬の上にぽかりと浮かんでいました。
この後は残照と月明かりを頼りに中山半島の付け根を目指して漕いで行きます。
残照がなくなり、月明かりだけの航行となった時には一抹の不安はありましたが、予想どおり、入り江に入ったので風はなく波も立たなくなっていたので、のんびりと暗闇の中を漕いで行きました。
真っ暗な中、奥瀬の岸で桟橋が見つけられたのでここに上陸し、カヤックに積んでいた折りたたみ自転車を降ろして、宇樽部まで漕いで行き、午後7時過ぎに艇を回収しました。
当初の出艇の時間は、午前9時を予定していたので、きっちりと2時間の遅れとなりました。もし、2時間早く予定通りに出艇をしていれば、上陸は午後5時前後となり、まだ明るかったはずです。改めて早い時間での出艇の重要性を知りました。